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once upon a time ある所にウエヌクという青年がおりました。ある日ウエヌクは泉へ散歩にいきました。するとそこには、霧の少女と雨の少女が遊んでおりました。彼女たちがあまりにも美しかったのでウエヌクは彼女のうちの一人と結婚したいと思いました。彼があれこれ考えているうちに夜が明けてきました。すると少女たちは「朝が来たわ!お家に帰らなきゃ!」と言って、空の家に帰っていきました。
家に帰ったウエヌクはもう二度と彼女たちと会うことはないのだろうかと座って考え込んでおりました。そのとき家の扉が開いて霧の少女が入ってきました。そして彼女はこう言いました。「あなたと暮らすためにここへ来ました。しかし、朝になり日の光を浴びてしまうと死んでしまうため朝が来る前に帰らなければいけません。」と。
ウエヌクと霧の少女はとても楽しい時間を過ごしました。しかし朝が来る前に少女は空の家へと帰っていきました。ウエヌクは考えました。どうしたら彼女とずっと一緒にいれるだろう、と。そして思いつきました。家中の扉と窓をマットで覆ってしまおう、と。
次の夜霧の少女がやってきました。しかしこの夜は全く明ける気配がありません。霧の少女は不思議に思い言いました。「もうすぐ朝がくるわ。帰らなきゃ。」ウエヌクは言いました。「まだ暗いじゃないか。もう少し僕といようよ。」
しばらく時間が経って霧の少女は言いました。「なんて長い夜なの!もう朝になってるはずよ!」そう言って窓の方へ行きました。ウエヌクが「まだ暗いじゃないか。もう少し僕といようよ。」と言い、止めようとしましたが、その前に少女が窓を開けました。
すると朝日がパッ、と入り込んでくるではありませんか。少女は叫びました。「もう朝だわ。私を騙したのね。もう私は二度とあなたに会いにくることはできないわ。」そう言って空の家へ帰っていきました。
「待って!あなたを騙して悪かった!お願いだから帰ってきて!」ウエヌクは叫びましたが、霧の少女はその言葉を聞かず空へと消えていきました。
ウエヌクはまた叫びました。「僕は必ず君を見つけ出す。全ての土地と全ての海を越えても。」
ウエヌクは少女を探す旅に出かけました。全ての土地と全ての海を越えました。それでも少女は見つかりませんでした。
神々はウエヌクを不憫に思いました。そして彼らはウエヌクを虹に変えました。
それからというもの、雨が降ったり、霧がかかるときには虹がかかるようになりました。きっとウエヌクはこの時だけ少女たちに会えるのでしょう。
めでたしめでたし
最後まで読んだあなた・・・暇人ですね。こんなの読む暇があるなあら勉強でもしたら?(笑)
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